飛躍する「若林町公民館」

 「若林公民館」の起こりは大変に古いものです。明治26年頃、民家の一部屋を開放して青年達を集め、読み書き、珠算を農閑期におこなうとあります。その後、明治30年頃に「青年同志会」となり、大正7年頃には「若林青年倶楽部」となっていきます。
 昭和2311月、旧施設(若林生産協同組合作業場)を使って、旧七尾市で「若林公民館」を含め6公民館がいち早く発足となっています。
 現在の施設(若林集会所)は昭和50年から行われた土地改良事業後に建設されたもので、昭和から平成へと移り変わる平成元年1月8日が偶然にも、若林集会所の完成記念式典の日と重なり、まさに新しいスタートとなりました。又、町民広場(若林農村公園)も造られ、素晴らしい環境となりました。
 新しくなった集会所では、よるまい会、健老会、子ども会、子童太鼓等町内の各種団体やグループ党に幅広く活用されています。
 広場では幼児からお年寄りが参加する町民運動会や、各種団体による模擬店が並ぶ夏祭り等が行われています。
 この素晴らしい歴史と伝統の有る公民館を益々発展させ、未来の青年達に継いで行きたいと思います。

広報とくだ NO.360抜粋