「白馬町集会所」

私の子どもの頃、現在の集会所の地所に青年団倶楽部があった。その倶楽部が建設されたのが、大正12年頃で、それまでは、神社の境内にあったそうです。当時の青年団長、坂井良作(溥さんの父)さんの所有地に移転・建設されたと聞いています。

建築年数60数年を経て、老朽化と公民館活動、町政執行上、倶楽部そのままの集会所では不便になり、昭和63年、総会の議決を得て、平成元年9月着工しました。敷地640u、平建坪293uを新築、落成式が翌年の210日に行われました。

記事が遡るが、昭和49年、久しく途絶えていた町内の体育大会が、第3回目を計画・開催されました。当町の公民館活動の第一歩の踏み出しになりました。町内の体育大会は、中学校・農業高校の運動場を借りて行われてきたが、5912月「子ども広場」が完成し、以後この広場で開催されて、今年が39回目を迎えます。

公民館の年間行事も忠実に実践されておりますし、健老会の活動についても全国表彰を受賞しております。町のことも他に先駆けて、合併浄化槽設置整備事業、神社新築工事もスムーズに完工できたのも、公民館活動による「和・協・相互の連帯」意識の現れであるといえます。

(文・前町会長 登美忠夫、写真・中山吉郎)

広報とくだ NO.364抜粋