「青葉台町集会所」

青葉台町は、昭和53年に八幡・下町に広がる広陵地を開発し、昭和559月に180区画の造成が完了した。町名は、開発会社が「緑豊かな環境と仙台や横浜にある少し高級感がする地区名に因んで青葉台町」と命名した。そして、同年11月に八幡、下町から分町して自治会が発足した。現在は、114世帯、人口358人の徳田地区では、中規模の町会である。

町内公民館は、平成23年度より組織改変がなされ、館長、副館長、会計、監事、青壮年会、子ども会、健老会、女性会、防犯パトロール隊が組織化された。地域活動の中核となる実践的な実働組織として、町会と各団体が縦と横の連携を一層緊密にして、新しく制定された館則の目的、「公民館は、町会運営に主体的に参画し、町会との連携・協力を強め、コミュニティー活動の中心になるように努める。公民館は、地区公民館の各種行事に積極的に参加・協力し徳田地区の発展に寄与する」を実現すべく、館長を司令塔として積極的に活動している。

殊に、公民館活動の重点事項に「人と人が出会い知り合うきっかけが生まれる場、お互いが心を開き楽しく触れ合える場、自助・共助と友愛の絆を育む場」の場づくりを設定し、具現化するために各団体が連携・協力しあって以下のような行事・事業を計画実施している。

公民館役員研修会、新年会、児童歓送迎会、花見会、道路愛護作業、三世代交流スカットボール大会、親子ふれあい会、青葉いきいき教室、和太鼓サークル、AED講習、「青葉台町概史編纂」、左義長、徳田公民館主催の行事・大会への参加等。

また、本来の公民館活動とは異なるが、当町には神社仏閣がないので、各種行事を通して、特に子どもたちに「神仏や自然への畏敬の念と手を合わせて祈る心の醸造」にも、町会と協同して取り組みたいという願望がある。

文・公民館長 池岡 寿昭 

写真・中山 吉郎

広報とくだ   No.368 より