町内の白石神社(石衝別命)と妙剱宮(素盞鳴命)が、明治四十年に合併し、現社名になった。
本社は、下り参道になっている。その昔、七尾の方を向いていたが、神宝の剣が光って港に入る船が難儀したため、今のように向きを変えたという伝承がある。また、円山義一氏は、近著『雨乞い沢』で「妙剱は妙見で北極星を意味し、北極星に向かって手を合わせるため」と論じている。町内の白石神社(石衝別命)と妙剱宮(素盞鳴命)が、明治四十年に合併し、現社名になった。
本社の鳥居の脇には、「お諏訪さん」があり、今も「風祭り」が行われている。
(第326号 抜粋)
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