「徳田新町集会所」

 徳田新町公民館活動は長い間休止していましたが、昭和五十六年に青壮年部が中心になって復活させ現在に至っています。当時は公民館がなく青壮年部長宅が活動の拠点でした。平成八年には念願の町集会所が完成、ここを活動の拠点に公民館活動も一層活発に行われました。

 「町内盆踊り」も毎年盛大に行われ、他町からも多数集まってきた程の盛況でしたが、少子高齢化が進むにつれ年々踊り手がいなくなり、平成十三年、発足以来二十年目にして最後の「盆踊り」となりました。同様にずっと参加してきた徳田地区大運動会も平成十四年の第四十八回大会が最後の参加となりました。

 若い世代が少なくなり残念ながら公民館のスポーツ行事にはほとんど参加することができませんが、町内の定例行事である「花見会、バーベキュー大会、敬老会」などは女性部の美味しい手料理も好評で楽しく活動しています。

 現在、戸数二十七の小さな町内ですが、今後もこの集会所を活動の拠点として絆を大切にしながら活動を継続して行ければと思っています。

    (文・公民館長  小林 浩二、写真・中山吉郎)

広報とくだ NO.361抜粋