鵜浦地区


「鵜様」の出発
鵜祭(うまつり)

私たちの町には、鵜祭という珍しい行事が伝わっています。その起源は『古事記』にも記されているくらい古いそうです。
鵜浦で捕まえた鵜を羽咋市にある気多大社まで運び、その鵜を使ってその年の収穫を占うという祭です。
鵜を捕まえる人を鵜捕主任といい、小西さんが代々一子相伝で受け継いでいます。
この鵜祭は、平成12年度に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

「鵜様道中」の無事を祈ります
鵜捕部は、地区の21軒の家が代々なっていて、毎年3人ずつが交代であたっています。
鵜捕部は、鵜捕主任が捕らえた鵜を気多大社まで運びます。
かごに入れられた鵜を「鵜様」、その道中を「鵜様道中」といい、羽咋まで2〜3日かけて運びます。

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